Lu.la.vie ☆姫乃
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我城
鉄壁の守りを誇る 我が城に
一人 閉じこもり
頑丈な鍵をかけ
嵐が過ぎ去るのを待つ
誰の姿も見えず
誰の声も聞こえず
暗闇の中
いつともわからぬ嵐の終わりを
ただ じっと 待ち続ける
攻撃は最大の防御であるし
防御は最大の攻撃になり得る
篭城という防御が
意図せずして牙をむく
嵐に立ち向かう勇気はなく
嵐を止める呪文を知らず
ただ じっと
全て
見て見ぬふりをするしかないのだ
そうしている間に
城はどんどん小さくなり
やがて
押し潰されるか
それとも
自身が城となってしまうか
・
・
・
・
外は本当に嵐か?
by himeno-lavie
| 2006-04-01 04:46
| 思想