Lu.la.vie ☆姫乃


いつか 同じ場所へ 還ろう
by himeno-lavie
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茜の話 6



朝 起きても茜はなんら変わっていません。

ぐったりしているだけ。

でもしっぽは元気だし、
眼は私を追っています。

これからどんどん苦しくなるならいっそ・・・・

でも苦しくならないかもしれない。
静かに逝けるかもしれない。

私の意志で命を終わらせるというのは
捨てたりするのと一緒で
あの時連れて帰ってきた意味はないのかもしれない。


色んな思いがぐるぐる回って
もうわけがわからなくなって
泣くしかなくて


安楽死行きのバッグを開くと
嫌がりました。

それからまたずっとなでて
診察終了の10分前に

これで嫌がったらまた一晩付き合おう。

そう思ってバッグを開くと
今度はすんなり入りました。

それを私は茜の意志として受け入れて
病院へ向かいました。


処置はいたって簡単で、
麻酔薬を大量投与します。

すぐに意識はなくなって
呼吸も止まり、
心停止。


ゴメンね茜。
ありがとうね。

一緒にいられて幸せだった。
あなたがいたこと、ずっと覚えているからね。


遺体は解剖して
これから似たような猫ちゃんが来た時のために
役立てるそうです。

そうして明日、埋葬されます。

ばいばい 茜。
私は十分愛せたかな。


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by himeno-lavie | 2008-11-09 13:51 | 徒然な日常