Lu.la.vie ☆姫乃


いつか 同じ場所へ 還ろう
by himeno-lavie
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嘘月   (散文)




嘘の満ち欠け。

新月より始まる真実。そして嘘。

些細な嘘は夜毎に増える。


上弦の月
「あの人の言うことは半分嘘だね」
違いない。

膨らむ一方の嘘は嘘を呼び
上から重ねられ
徐々にとっちらかってゆく。

そして迎える満月。
世界の全ては嘘であり
つまり嘘も嘘であり
右を向いても左を向いても
つまりそれが右なのかどうかすら確かでない
確か?なんでしょそれは。
嘘でパンパンに膨れ上がったお祭りの一夜。


一筋の光が差し込むような真実。
一つまた一つ 一夜また一夜。


下弦の月
「信じられるものが半分もあるなんて!」
ものの価値は見方による。

世界は徐々に落ち着きを取り戻し
嘘は淘汰され
泥を取り払われたかのような夜。

新月 真実
嘘のつけない夜。
なにもかもお見通し。


嘘月 
嘘月

嘘の満ち欠け。
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by himeno-lavie | 2009-01-23 15:45 | 思想